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体験レポートVol.15 宮浜温泉から”海の道”を使って宮島や江田島への島旅へ

2022年10月某日、宮浜温泉からクルーザーに乗って、江田島に立ち寄りながら宮島を一周する企画が開催されました!
ツアーの様子をみなさまにもお裾分けしたいと思います^^

宮浜温泉からクルーザーに乗って海の旅がスタート!

宮浜温泉のすぐ近くにある桟橋からクルーザーに乗り込み、旅の始まりです。
宮浜アドベンチャーズのクルーズ企画ではいつもお世話になっている「夢企画クルーズ&ドローン」の塚本船長運転の元、安全第一で出港!

参加者は大人6人と子ども2人。
もちろん、江田島に立ち寄りながら宮島を一周する海旅はみんな初めてです。

(宮浜温泉の近くの桟橋から旅がスタート)

宮浜温泉があるのは宮島の「西側」。
ここから、厳島神社のある「東側」に向かって、クルーザーは進んでいきます。

クルーザーのよさは、なんといってもその爽快さ!
風を切り、波に乗りながらスピーディーに進んでいく感覚は、フェリーでは決して味わえません。
特等席は、船の2階部分にある操縦席の横。目線が一段上がるだけで、爽快さは倍増しますよ♪

(2階の特等席より)
厳島神社への海上参拝

さて、宮浜温泉を出発して十数分、あっという間に厳島神社に到着しました。
(陸路で行くより何倍も早い…!)

ここ3年間はずっと工事が行われていた厳島神社。
ちょうど数日前から工事の囲いが撤去されはじめ、この日は3年ぶりに厳島神社の大鳥居の姿を見ることができました。

久しぶりにお会いした大鳥居、そしてそれを海上から正面に望むことができる…
一同感動です。
島自体が御神体であり、神が宿る島・宮島。
みんなで海の上からお参りしました。

(3年ぶりに姿を表した大鳥居)
大鳥居から江田島へ

さて、本日のメイン目的地に向けてクルーズ再開です。
ここからのクルーズをより意味有るものにするために、ここで宮島に伝わる「七浦巡り」の話を。

島の周囲が約七里(約30km)もある、実は大きな宮島。その海岸にはたくさんの浦(入り江)や神社が点在しています。
このうち七つの浦にある七つの神社は七浦神社と呼ばれ、船に乗って島を一周しながら七浦神社に参拝することを「七浦巡り」といいます。
織田信長も行ったといわれる古くから伝わる風習で、「安芸の宮島まわれば七里、浦は七浦七恵比寿」と唄われる、ご利益溢れるコースとなっているんです。

宮島は大鳥居が有名ですが、七浦神社などを巡ることで、宮島が持つ精神性やパワーがより一層伝わってきます。
陸からは行けない神社が多く、宮島を一周するこのツアーならではの体験です。

(大岩の上に神社が…!)
江田島には”プチアドベンチャー”で上陸

さて、メインの目的地である江田島に到着しましたが、ここからどうやって上陸しましょう?
ここで、舟の甲板の下から何かが出てきました!

(舟の甲板から出てきたこれは?)

空気を入れると…

ゴムボートが完成!

(あっという間にゴムボートが!)

宮浜アドベンチャーズらしく、江田島にはこのゴムボートを使って”アドベンチャー”に上陸します。
エンジンも搭載できるゴムボートですが、ここは敢えて手漕ぎにて。
上陸の際に濡れる可能性もあるので、濡れてもいい靴やズボンを準備しました◎

(ゴムボートで浜辺へ。上に目的地のカフェが小さく見えます♪)
(陸から見るとこんな感じ)

浜辺に着いたら、いよいよ本日のメイン目的地である「江田島ポタジェ&レストランBricolage17」に向かいます。
江田島の岬に佇む、とっても素敵なロケーション。
岬の上を目指して登っていきます。

江田島の岬のカフェ「Bricolage17」で瀬戸内海の島時間を過ごす

ついに「江田島ポタジェ&レストランBricolage17」に到着しました!
ポタジェとは家庭菜園という意味で、敷地内の「食べられるお庭」には果樹や野菜、ハーブ、お花などが植えられています。

オーナーの空本健一さんにも暖かく迎えていただき、その素敵すぎる空間に、ついつい2時間近く長居してしまいました…
そのよさは是非肌で感じていただきたいので、ここで多くは語りませんが、写真で雰囲気を少しお裾分けします♪

(ロケーションもさることながら、建物のデザインや中のインテリアもとっても素敵でした)
(”食べられるお庭”でハーブやお花を摘んで…)
(自分で摘んだ草花をトッピング♪)
(クルーザーとその日のスムージーでパシャリ)
帰りは宮島の”裏側”を通って宮浜温泉へ

Bricolage17さんで素敵な時間を過ごしたら、再度ゴムボートに乗ってクルーザーへ。
宮島に沈むサンセットがなんとも素敵な時間帯。

(ゴムボートでクルーザーへ)

帰りに通るのは、いわゆる宮島の”裏側”
裏側には手つかずの自然が現存し、人工物はほとんどありません。
「神様が宿る」と言われた所以を感じることができるのは、裏側ならでは。

(七浦神社の一つ。ここには深いストーリーが。)

ちょうど日の入りの前後。
「マジックアワー」「黄昏時」などと言われるこの時間帯は、空と海の表情がとっても豊か。
写真でも十分綺麗ですが、この臨場感は是非現場で味わってもらえると嬉しいです。
潮風、野鳥の鳴き声、島々のシルエット、気温の変化…
自分も大好きな時間帯です。

帰っていると、海を進むヨットに遭遇!
なんと、宮浜アドベンチャーズでいつもヨットセーリングをお願いしている「冒険総合体験オリハルコン」さんの「オリハルコン号」でした!

お互いに「お〜い」と声をかけ、手を振ります。

実は、Bricolage17さんに海から立ち寄るアイデアはオリハルコンさんから頂きました。
Bricolage17さんからの帰り道に、不思議で素敵なご縁を感じました。

(夕日を進むヨットは美しい)

さて、いよいよ宮浜温泉に帰ってきましたが、最後に七浦神社の第七拝所であり、宮浜温泉の向かいに位置する「御床神社」へ。
ちょうど宮島の後ろに月も出てきた時刻。
今日一日安全に海を旅できたことのお礼をお伝えしました。

(宮島と月、そして御床神社)

御床神社から向きを変えると、宮浜温泉が。
中国山地のシルエットの中、とりわけ煌めいている所が宮浜温泉街です。
潮風をたくさん浴びた後に温泉が待っているのが、なんとも嬉しい♪
こうして本日の海旅は幕を下ろしました。

ツアーの感想を少し紹介します

・宮島には何度も来ているが、こんな身近にリゾート気分を味わえるとは思わなかった
・少人数ツアーだからこそ、プライベート感や地元の方との距離が近くてよかった
・県外の友人が広島に遊びに来た際は、ぜひとも紹介したい!

温暖な気候と穏やかな海、700を超える島々が特徴の瀬戸内海。
「多島美」と言われるその景色は世界から注目されており、そんな瀬戸内海の醍醐味は船に乗って海路で味わってこそです。

宮浜温泉をはじめ、宮島や江田島、その他にもたくさんの島や港があります。
これらを”海の道”で繋いでいくことで、今までにない瀬戸内海らしい旅がたくさん創れるのではないでしょうか。

宮浜温泉のすぐ近くに桟橋があるからこそ実現した今回の海旅。
もちろん、海を愉しんだ後に温泉が待っている組み合わせは最高でした^^

興味がある方は、宮浜アドベンチャーズのプランを是非一度体験くださいね♪

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