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体験レポートVol.16 海上のポツンとレストラン?! 「HANAIKADA」で宮浜の味を愉しむディナークルーズ

2022年10月某日、日本初の筏型船「HANAIKADA」でのディナークルーズツアーが宮浜温泉の沖合いにて開催されました!
ツアーの様子をみなさまにもお裾分けしたいと思います^^

宮浜温泉の桟橋からHANAIKADAまで渡し船で移動!

宮浜温泉のすぐ近くにある桟橋に集合。
ここから今回の舞台となる「HANAIKADA」へと船で移動します。

HANAIKADAは日本初の筏(いかだ)型の船。
宮浜温泉の目の前の海「大野瀬戸」には、広島の名産でもある牡蠣を養殖している牡蠣筏がズラッとたち並びます。
HANAIKADAはそんな牡蠣筏のように海面との高低差が少なく、まるで海と一体化したような気分になれることが魅力。
そしてもちろん、これは”船”なので動くんです…!

穏やかな瀬戸内海に浮かぶHANAIKADA。
多島美や牡蠣筏、宮島、中国山地を眺めながらのディナークルーズは、一体どのようなものなのでしょうか?!
期待に胸を膨らませながら、早速ツアースタートです!

(宮浜温泉街と、背後に沈む太陽を見ながら出発)

心地よいクルーズで旅が始まりました。
ちょうど日の入り前に出発したため、「マジックアワー」「黄昏時」などと呼ばれる時間帯。
刻一刻と表情を変える空模様を愉しむことができます。
秋の潮風も、とっても爽やか。

(出発直後、宮島を背景に色づき始めた空)
(山の裏に日が沈み、逆光で稜線がくっきりと浮かび上がる)
HANAIKADAに到着!

船に乗ること約15分、ついにHANAIKADAが見えてきました!
瀬戸内海にポツンと浮かぶHANAIKADA。
初めてみるその光景に、一同驚きと興奮。

(海の中にポツンを浮かぶHANAIKADA)
(瀬戸内海の島々を一望するデッキ)

HANAIKADAまで運んでくれた船長さんにもお礼を伝え、いよいよHANAIKADAでのディナークルーズが始まります。

(我々を運んでくれた船ときれいな空)

HANAIKADAでは、船長さんがお話をしてくださいました。
このHANAIKADAは2020年の秋に完成したばかりとのこと。
船内はゆったりとした広さで、水道や洋式トイレもあるためとても快適に過ごすことができます。

何よりも、360度オーシャンビューで開放感溢れる構造が素晴らしい…!
HANAIKADAと名付けられた日本初の筏型船。
いちばんの魅力はこの船のコンセプトに他なりません。
写真を撮影する手がなかなか止まらない我々でした。

(HANAIKADAの説明をしてくださいます)
地元レストラン「Ristorante Thomas」さんのこの日のためのオードブルメニュー

この日はディナークルーズ。
料理を提供してくださったのは、宮浜温泉街にほど近いレストラン「Ristorante Thomas」さん。

宮浜温泉もRistorante Thomasも旧大野町(現・廿日市市)と呼ばれる地域にあります。
オーナーシェフの増本さんは、地元大野から世界に発信できる料理をと、2006年に開業。
地元の生産者との関わりを大切にしながら、食材に語りかけるようなアプローチをモットーに歩まれてきました。

この日のオードブルメニューも、「地元大野らしさを愉しんでもらいたい」というオーダーに対してご準備をいただきました。
素敵なメニューを紹介しますね♪

〜この日のメニュー
・宮島ムール貝 ベルモット蒸し
・チーズ&フルーツ
・仔牛のパイ包み焼き
・海老カダイフフリット
・真鯛のポワレ
・鴨ロティ
・A5和牛ステーキ
・クラムチャウダー風ブルスケッタ

大野といえば「貝」
あさりや牡蠣も有名ですが、この日は朝採ったばかりのムール貝をベルモット蒸しにしていただき、その味は一同大絶賛!
どのメニューも、美味しいのはもちろんのこと、生産者さんや料理人のこだわりやオモイを随所に感じることができ、記憶に残る食事でした。
(個人的には、仔牛のパイ包み焼きの味が忘れられない…!)

また、HANAIKADAさんからは地元のお酒も提供されています。
地元廿日市の酒造会社のウイスキーやジン、日本三大酒処でもある広島の日本酒…
地元食材で作られたお料理とお酒、もちろんしっかりと合います。

ビールやワイン、ソフトドリンクなどもあり、ドリンクは1杯600円。
クレジットや電子決済にも対応していて支払いがスムーズなのも嬉しいところ◎

(オードブル・ドリンクコーナー)
(オードブルに手書きのメニューを添えて)
(大野のムール貝を使ったベルモット蒸し)
(HANAIKADAの空間とお料理の相性は抜群)
大野瀬戸を浮かびながら、思い思いのひとときを過ごす

ここからの過ごし方は人それぞれ。
ディナーと共に、ゆっくりと大野瀬戸を航行するHANAIKADAでのひとときを愉しみます。

その魅力は、「時間の変化」と「場所の変化」でまったく飽きさせない情景変化。

完全に夜の帳が下りるまで、空は目まぐるしく色を変えます。
淡いピンク色から、深いオレンジや藍色、黒色まで、マジックアワーの時間帯を瀬戸内海の海上から愉しむことが出来る時間はプライスレス。

360度見渡すことができるHANAIKADA、見る方向によって愉しみ方が飽きません。
荘厳な雰囲気を醸し出す宮島、瀬戸内海らしい島々、大竹の工場夜景、ひときわ煌めく宮浜温泉街…

(一度デッキに出ると、ずっと眺めていられます)
(海から見ると山の稜線が驚くほどくっきりしていて美しい)
(船内でも落ち着いてお食事も可能)
(星空も綺麗。空を見上げたのはいつぶりだろう…)

空と海が織りなす美しい情景をいくつかお裾分けします。

素敵な時間はあっという間に過ぎていき…

HANAIKADAで過ごす約2時間の時間はあっという間に過ぎていき、再び船に乗って宮浜温泉へ戻ります。

ゆったりと航行していたHANAIKADAは、気づけば宮浜温泉街の正面に。
海から見ると、夜の町並みの中で一段と煌めいているのが宮浜温泉街でした。
海に反射して煌めく宮浜温泉街が見られるのも、このプランならではの魅力です。

(煌めく温泉街)
ツアーの感想を少し紹介します

HANAIKADAとRistorante Thomasのコラボによるディナークルーズ。
大野瀬戸らしいゆったりとした時間が流れ、参加者の思い出の1ページとなるひとときでした。

いくつか感想を紹介します。

・感動
・(大野は地元だが)まるで旅行に来たみたい
・夢のような時間を過ごせた
・走馬灯のような情景変化だった
・瀬戸内海の静けさを感じることができた

このプランに興味がある方は、ぜひ宮浜アドベンチャーズのプランをチェックください♪
HANAIKADAさんとも、もっと様々な企画を実施していきたいと思います^^

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